消えたあの男
大変な苦労をしてきた彼らに少しでも身体を休めて欲しいと願うお心遣いは非常にご立派なんですが。
しかし、その前に彼らの居た鉱山とはどんな場所なのか?
その辺をお伺いしておかなければなりません。

彼らが強制的に(?)働かされていた鉱山は、野蛮族セゼークの巣窟だと語る労働者さん。

そこでは一日中、正体不明の何かを積む作業をさせられていたそうな。
ふむ。

しかし、もう一人の労働者さんが言うには、それが爆発したのは確かだ。と・・・
正体不明の何かって・・・爆発物?
発破作業用の爆薬とか?
にしても、そんなに大量の爆発物を積むなんて、鉱山全体を吹き飛ばそうとでもしたのかしら?

で。
ドラカニアさんがあれ?と思ったあるワードに対し、ジョルダインさんが先に食いつきました。
そう、そのワードは「完全なる存在」。
村の入出簿に残されていた、記憶を無くしたという怪しげな人物が繰り返し呟いていたというあの言葉です。
それは、セゼークの掛け声だなんていう情報もありましたが・・・怪しげな人物もまた、鉱山から逃げ出してきた労働者だったのでしょうか?

気になる情報はそれだけではありません。
セゼーク達の間で、「完全なる存在」と呼ばれていた祭司長が居たというのです。

その祭司長は、「完全なる存在」と呼ばれるだけあって、かなり力を持った人物だった様なのですが・・・
何と、その祭司長とは・・・

ダフマン?!
ドリガンを混乱に陥れたあの大祭司長・・・
そう言えば、へっぽこさんがガーモスと戦っていた時逃げ出した彼は、その後シェレカン廃鉄鉱山へ向かったなんていう情報もありましたね。

あら。
ジョルダインさんもダフマン祭司長をご存じだったとは。
ドリガンにも潜伏していた事があるんですか、そうですか。

てことは、鉱山での爆発事件の裏にもダフマン祭司長による何らかの計画があるって事なんでしょうか?
野蛮族セゼークを裏から操る巨大な存在・・・
つまりそれはダフマン祭司長という事なのでしょうか。


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